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宮崎キャンプに合流した鹿島・ザーゴ監督が「故障防止令」 「長期離脱にならないよう要求」

[ 2021年2月5日 18:48 ]

宮崎キャンプに合流したザーゴ監督が選手へ指示を送る(C)KASHIMA ANTLERS
Photo By 提供写真

 J1鹿島のザーゴ監督(51)が5日、選手へ「故障予防令」を発令した。この日、来日後2週間の隔離措置を終えて宮崎キャンプに合流。練習前には選手全員を前に「痛み、違和感があれば早めにメディカルに伝えること。長期の離脱にならないように要求した」と、セルフケアの重要性を改めてイレブンに説いた。

 今季は主力の大半が残留。戦術面のベースは確立しているが、さらに上を目指すには激しいチーム内競争が必要だという。指揮官は「競争をする上で何が1番重要かというと、ケガ人がいない、全員がフル稼働できる状況であること。そうなることで自然に競争は生まれてくる」。無理をしやすいキャンプだからこそ、故障の予防を訴えた。

 今季は昨季同様に過密日程となる。就任1年目の昨季は戦術の浸透に時間がかかり、リーグ戦開幕4連敗となっただけに「スタートダッシュが非常に重要。過密日程を11人で戦うのは不可能。全選手がフル稼働できる状況ではないと、チームの戦略も変えざるを得なくなる」。同じ轍(てつ)は踏まない。全選手にチャンスを与え、チームの底上げを図っていく。

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2021年2月5日のニュース