×

J2磐田へ期限付き移籍の遠藤 背番号は50「新しいチャレンジを」

[ 2020年10月6日 05:30 ]

磐田移籍が決まりオンライン取材に応じるMF遠藤(C)GAMBA OSAKA
Photo By 提供写真

 G大阪の元日本代表MF遠藤保仁(40)がJ2磐田へ移籍することが正式に決まった。両クラブが5日、発表した。2021年1月31日までの期限付き移籍で、背番号は「50」に決定。オンライン取材に応じた遠藤は来季以降のG大阪復帰と、磐田のJ1昇格の目標を口にした。

 青と黒のユニホームとの別れでも、遠藤はいつも通り淡々としていた。「新しいチャレンジをしたいと思ったし、出場時間も含めて試合にたくさん出場したかった。そういう思いが強くあった」ことを移籍の決め手として挙げ「お世話になった感謝の気持ちと、これからの新しいチャレンジへの楽しみ。両方あります」と口にした。

 2001年に京都から移籍。クラブが手にした9タイトル全てに貢献した。J1歴代最多641試合出場、日本代表歴代最多の国際Aマッチ出場152試合など数々の金字塔も樹立。「サッカー人生のほとんどをここで過ごした」。在籍20年。G大阪とともに歩み、日本サッカー史に残るレジェンドになった。「ここ以上のクラブはない。レンタルで1回は離れるが、G大阪に戻ってきたい思いは強い」は本音だろう。

 8月から水面下で動き出していた今回の移籍劇。「1週間で決めたわけじゃない。簡単な決断ではなかった」と明かし「この移籍が良かったと言えるような結果を残させれば」と意気込んだ。背番号は「50」に決まった。Jリーグの規約でフィールド選手は2~50番まで自由に付けられる。その最後尾の数字を選択したのは「新人のような気持ちを忘れずにやっていきたい」という決意の表れか。

 きょう6日に合流し、早ければ10日の松本戦で新天地デビュー。感謝と恩返しを胸に、サックスブルーのユニホームに袖を通す。

続きを表示

2020年10月6日のニュース