×

ドイツ・プロリーグ 陽性率は0.58% 36クラブの選手、スタッフ全員にPCR検査

[ 2020年5月4日 23:40 ]

 ドイツ・プロリーグ(DFL)は4日、ドイツ1部、2部リーグの36クラブの選手、スタッフが受けた新型コロナウイルス検査結果を発表した。

 リーグは公式戦再開に向けたガイドラインに従って全員にPCR検査を実施しているもので、1724件の検査で、10件の陽性が確認された。陽性率は0.58%。陽性者は地元の保健当局に報告され、指示に従って隔離などの対策が実施される。感染者、所属クラブなど詳細は明らかにされなかったが、1日にドイツ1部ケルンは所属する3人が陽性だったことを発表していた。

 今週からは2巡目のPCR検査が行われる予定。リーグは試合前日のPCR検査を義務づけるなど、選手、スタッフに3日に1回程度の検査を実施する見通しで、今季終了まで検査はのべ2万5000回を想定しているという。

 ドイツ政府は4月30日にリーグの再開可否についての判断を5月6日に先送り。リーグ側は最短で5月9日に無観客試合による開催準備を整えていたが、シーズンの再開は5月中旬以降にずれ込む見通しとなっている。

続きを表示

2020年5月4日のニュース