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星稜 サッカー部総監督の暴力、暴言報道を受け保護者へ謝罪「衷心よりお詫び申し上げます」

[ 2019年10月29日 19:23 ]

 石川県金沢市の星稜高校は副校長も務めるサッカー部の河崎護総監督(60)が部員に対して暴言を吐いたり暴力をふるったと指摘、報道されたことを受け、同校生徒の保護者に謝罪した。

 同校のホームページを開くと「緊急のお知らせ」がポップアップ表示され、「保護者の皆様方 関係各位」宛てで「このたび、報道機関により『本学園職員の暴力・暴言』にかかる報道があり、皆様方に大変なご心配とご迷惑をおかけしたことにつきまして、衷心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません」と謝罪。

 「本学園では、今回の報道を重く受け止めており、現在、既に調査委員会を立ち上げ、事実確認を早急に行う所存です。また、調査結果については、事実関係が明らかになった時点で、何らかの方法でご報告申し上げる予定です」とした上で「取り急ぎ、お詫びを申し上げますとともに、誠に勝手ながら、今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」と重ねてお詫びしている。

 同校を運営する稲置学園によると、河崎総監督が部員に対して「あほ」などと言い、体を複数回叩く行為もあったと、学校側に指摘があった。河崎総監督は副校長も務めており、25日、両方の職務を一時停止にした。今後、本人や関係者から話を聞く。

 河崎総監督は1985年からサッカー部の監督を務め、今年から総監督に就任。2013年度の全国高校選手権で準優勝すると、翌14年度には同大会を初制覇した。元日本代表MF本田圭佑(33)の恩師としても知られ、鳥栖のFW豊田陽平(34)や浦和のDF鈴木大輔(29)ら多くの有名選手を輩出している。

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2019年10月29日のニュース