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アザールがレアル移籍 移籍金+出来高で“クラブ史上最高”最大207億円

[ 2019年6月8日 16:28 ]

 スペイン1部リーグのレアル・マドリードは7日、イングランド・プレミアリーグのチェルシーからベルギー代表FWエデン・アザール(28)を獲得したことを正式発表した。メディカルチェック後に2024年6月30日までの5年契約を結び、6月13日に本拠地サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムで入団会見を行う。

 地元紙マルカによると移籍金は1億ユーロ(約123億円)+出来高で、2013年にトットナム(イングランド)から加入したウェールズ代表FWベールの1億80万ユーロを超えてクラブ史上最高。出来高は出場試合数、チーム成績、バロンドールなど個人タイトルで変動し、英BBC放送(電子版)によると移籍金、出来高を含めた総額で最大1億5千万ポンド(約207億円)を超える可能性があるという。

 レアル・マドリードがクラブ公式サイトで「世界最高の選手の1人」と表現したアザールは、チェルシーで7季プレーし公式戦352試合110得点81アシストをマーク。2度ずつのプレミアリーグ、欧州リーグ優勝など6つの主要タイトル獲得に貢献した。「レアル・マドリードでプレーすることは夢だ」と公言してきた目標をついに叶えた。

 今季無冠から巻き返しを図るレアル・マドリードは、4日にEフランクフルト(ドイツ)からセルビア代表FWルカ・ヨビッチ(21)を移籍金6000万ユーロ(約73億円)の6年契約で獲得している。

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2019年6月8日のニュース