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塩谷“クローザー”起用で「自信」、2度目凱旋試合締める

[ 2019年1月27日 05:30 ]

アジア杯準決勝   日本-イラン ( 2019年1月28日    アルアイン )

ポールの間に張られたゴムをまたぐ塩谷(手前)=撮影・小海途 良幹
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 2度目の凱旋舞台で、塩谷が新しい姿を披露する。ミドルでA代表初得点を挙げたウズベキスタン戦から9日。「アジア杯で優勝しようというなら、イランは避けて通れない国。大きな試合になる」。アルアインに帰ってきた守備職人は、ヤマ場の一戦へ集中した。

 サウジアラビア戦、ベトナム戦と2戦続けて1―0の緊迫した最終盤に投入され、試合を締める役割を果たした。森保監督からの期待の表れでもある“クローザー”起用。「今までこういう使われ方はなかったので、新しいことができるようになっていると感じる。追加招集で呼ばれて大事な場面を任されて、自信にもなる」と意気に感じている。

 アジア杯は先制すれば20勝1分け。そこにクローザーがいれば鬼に金棒だ。イラン戦では球際の激しさが予想されるが「そこはもうウエルカム。ガンガン来てくれって感じ。出るならバチバチやりたい」と腕をぶす。

 前回のウズベキスタン戦の会場は時折使用する程度だったが、今回は正真正銘の本拠地、ハッザ・ビン・ザイード・スタジアム。「凄くいいスタジアムだし、やり慣れている。ピッチに立てれば自分にできる最大限のプレーをしたい」。地元でまた、喝采を浴びる。

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2019年1月27日のニュース