大宮・加藤順大　新天地での復活に自信　契約満了で退団

契約満了で今季限りでの退団が決まった大宮のＧＫ加藤順大
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　契約満了で今季限りでの退団が決まった大宮のＧＫ加藤順大（３３）が心境を明かした。

　「今年は、自分の役割が別のところにあった。試合に出ないメンバーのモチベーションや、試合日のメンバー外の練習で次に向けてのことを若手に伝えることなどだった。次のチームが決まって、今年の意味がある」

　浦和から移籍した１５年から大宮の守護神として活躍してきたが、今季は水戸から笠原昂史（３０）が加入し、ＧＫのポジション争いが激化。加藤順は出場ゼロに終わった。ベンチ入りもできなかったが、それでもプロ１６年のベテランは若手と共に「チームのために」必死で汗を流した。

　契約満了が発表され、今後は他チームからのオファーを待つ。「オファーがあれば、しっかり話を聞きたい。昨年も悪いプレーをしていたとは思わないし、評価してくれるチームがあればありがたい。僕にオファーをくれて、入団させてくれるチームはラッキーだなと思わせるようにしたい」と、新天地での復活に自信を見せる。幸い闘争心は衰えていない。来年もさらにグレードアップした姿を見せるはずだ。