小川大　杉岡止める！ルヴァン杯覇者・湘南に「走り負けない」

明治安田生命Ｊ１第２８節   磐田―湘南 （ 2018年10月30日    ヤマハ ）

湘南戦で５試合ぶりの先発が濃厚な磐田ＤＦ小川大
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　暫定１５位の磐田は３０日、ホームで１３位の湘南と対戦する。台風２４号の影響で延期となった先月３０日の第２８節の代替試合。豊富な運動量を誇る今季ルヴァン杯覇者に真っ向勝負を挑む。

　湘南は１試合平均のチーム走行距離がリーグトップの約１１５・９キロ。公式戦７試合で負けがなく初栄冠の勢いにも乗る。カップ戦決勝から中２日の日程となる相手にも名波浩監督（４５）は「コンディションよりメンタルが上回る。通常どおり走ってくる」と分析。ＤＦ大井健太郎（３４）は「受けて立たないことが大事」と２０１１年に所属した古巣戦に燃える。

　対照的に磐田はリーグ６戦勝ちなし。ただ２１日の前節・長崎戦は６試合ぶりに零封と成果はあった。ＭＦ山田大記（２９）は「組織として整備できた」と手応えを明かし「湘南戦は自分たちも走って戦う」と強調。右ＳＢで５試合ぶりに先発が濃厚なＤＦ小川大貴（２７）も「走り負けないことが鍵」とルヴァン杯ＭＶＰの湘南ＤＦ杉岡大暉（２０）とのマッチアップを制す構え。

　残り５試合で、勝ち点２差で迎える残留争いの直接対決。ＦＷ川又堅碁（２９）も「攻撃は最後の精度。思い切ってやりたい」と気合十分だ。