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レアル ロペテギ監督解任…“銀河系軍団”一員ソラーリ氏が暫定監督

[ 2018年10月30日 05:58 ]

01―02シーズンの欧州CLを制し喜ぶレアル・マドリードの(左から)ソラーリ、モリエンテス、ロベルト・カルロス、マケレレ(AP)
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 サッカーのスペイン1部レアル・マドリードは29日、ロペテギ監督(52)の解任を発表した。28日にバルセロナとの伝統の一戦「クラシコ」で1―5と大敗するなど不振が続いていた。同クラブBチームを率いるサンティアゴ・ソラーリ氏(42)が後任として暫定的に指揮を執ることになった。

 ロペテギ監督はジダン前監督の後任として今季からチームを指揮。ロシアW杯開幕直前でスペイン代表監督を解任され、突如レアル・マドリードへと“移籍”した騒動には世界中の注目を集めた。

 周囲の期待が高まる中、開幕3連勝を飾り順調な船出に見えたが第4節のビルバオ戦(1―1)に引き分けると、第6節のセビリア戦では0―3で完敗。開幕前にユベントスへ移籍したC・ロナウドの穴が埋められないまま第8節のアラベス戦からは3連敗を喫し、10節を終了し4勝2分け4敗で9位と低迷。次節の結果次第では16年ぶりの2桁順位へと落ちる可能性が出ていた。

 ソラーリ氏は現役時代にレアル・マドリードやインテル・ミラノなどで活躍。レアル所属時代にはジダン、フィーゴ、ロナウド、ラウールなどスター選手を揃えた“銀河系軍団”の一員として2度のリーグ優勝と1度の欧州CL制覇に貢献。引退後は13年からレアルの下部組織監督を歴任。16―17シーズンからはBチーム監督に就任。今季は3部グループ1で5勝4分け1敗の5位につけていた。

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