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底上げと成熟の両立 森保監督に託された難しいチームづくり

[ 2018年8月28日 10:30 ]

フル代表と兼任でU21代表を率いる森保監督
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 【指揮官ポイチ】53人。森保監督が昨年東京五輪世代の指揮官に就任して以降、ケガによる離脱者の数も含め、計5回の活動で招集した選手の数だ。本番の東京五輪はオーバーエージ枠も含めて18人。1クラブ1人しか招集できなかった今回のように、招集への壁があったケースもある。それでも昨年12月の初陣、M―150杯から既に本番の3倍の数を招集してきた。

 1月のU―23アジア選手権は17人、3月の南米遠征は8人、5月のトゥーロン国際は3人、今回は2人。初招集選手の数は減少してきてはいるが、アジア大会前も、指揮官は「大会ごとにメンバーを大幅に変えながら多くの選手に経験を積んでもらい、全体的な底上げをしながら本大会に向けて一番強いチームをつくり上げていく」と説明した。「ラージグループ」を作成しながら、成熟を図る五輪世代の活動。難しいチームづくりは続く。

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2018年8月28日のニュース