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ハリルJに幸運のビリヤード台、前線基地カザンに設置決定!

[ 2018年3月31日 05:30 ]

02年日韓W杯でも活躍したビリヤード台(写真は浦和レッズクラブハウスのもの)
Photo By スポニチ

 6月14日開幕のW杯ロシア大会に出場する日本代表のベースキャンプ地ロシア・カザンに、ビリヤード台が導入されることが判明した。日本協会によれば、ビリヤード台の設置は決勝トーナメント進出を果たした02年日韓大会以来。リラックスタイムの社交場を盛り上げる“吉兆”のレクリエーションとなりそうだ。

 日本代表の前線基地となるロシア1部ルビン・カザンの宿泊施設には、リラックスルームがある。その一角にビリヤード台を設置することを同クラブが日本協会に申し入れた。サヤホフ・ルスタム社長は「全てを最高のレベルでやりたい。私たちもロシア1部リーグに所属している。日本のリクエストは理解できる」と説明。ハリルジャパンが現地入りする6月上旬をメドに準備を進める方針だ。

 ビリヤード台は自国開催だった02年日韓大会で大活躍。1次リーグ初戦のベルギー戦でアシストを記録したMF小野(現札幌)らがオフの時間に玉突きに興じ、選手、スタッフの意思疎通を図ることに一役買った。日本史上初の決勝トーナメント進出を支えた過去があり、縁起が良い。

 さらなる験担ぎも検討中だ。日本代表がW杯16強入りした際のベースキャンプ地は02年日韓大会が静岡「葛城北の丸」、10年南アフリカ大会がジョージ「ファンコート」。ともにゴルフ場を併設するリゾート施設だった。今回は敷地内にゴルフ場がないため、パターマットを持ち込む計画が浮上している。

 06年ドイツ大会はベースキャンプ地ボンの施設を貸し切りにできず、食事会場も窓のない地下。ピッチ外でリラックスできなかったことも1次リーグ敗退の一因に挙がった。一方で、14年ブラジル大会のベースキャンプ地イトゥでは卓球大会で結束を強めながら、1次リーグ敗退している。後付け感は否めないが、欧州組を招集した試合で5戦勝利がない中、打てる手は全て打ちたいのが現状。必勝レクリエーションが日本の躍進を後押しできるか、注目だ。

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2018年3月31日のニュース