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矢板中央 県予選出場ゼロの“伏兵2年生”山下純が決勝弾!

[ 2018年1月6日 05:30 ]

第96回全国高校サッカー選手権大会準々決勝   矢板中央1―0日本文理 ( 2018年1月5日    浦和駒場 )

<日本文理・矢板中央>前半36分、決勝ゴールを決める矢板中央・山下(左)
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 伏兵が試合を決めた。前半36分、矢板中央(栃木)のMF山下純がシュートのはね返りに反応。勢いよく右足を振り抜き、豪快にネットを揺らした。「試合に出るからには結果を残さないといけないと思っていた。ゴールを決められて良かった」とはにかんだ。

 どん底からはい上がった。県予選ではベンチ入りしたものの、出番なし。ただ、諦めることはなかった。50メートル走5秒9の快足の持ち主は、レアル・マドリードのウェールズ代表FWベイルのプレー動画を繰り返し見て研究し、縦への突破力を磨いた。努力が高橋監督に認められ大舞台で起用されると、すぐに結果を残した。準決勝の相手は優勝候補筆頭の流通経大柏。普段はもの静かで大声を出すのも苦手という2年生MFだが「次も得点を決めたい」と力強く言い切った。

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2018年1月6日のニュース