×

マルセイユ エブラに出場停止処分 試合前にサポーターの頭蹴り

[ 2017年11月4日 17:24 ]

 日本代表DF酒井宏樹(27)が所属するフランス1部マルセイユは3日、元フランス代表主将のDFパトリス・エブラ(36)に出場停止処分を科したと発表した。期間は未定。UEFAも同日に仮処分として1試合の出場停止を科しており、それぞれ事情聴取を行った後に正式な処分を下す予定。

 エブラは2日に敵地で行われた欧州リーグ・ギマラインス(ポルトガル)戦で、試合前のウォーミングアップ中にゴール裏に降りてきた自軍サポーターと口論となり、左足で相手の頭をキック。試合開始前に退場処分となっていた。クラブは文書でエブラがサポーターから「侮辱を受けた」としながらも「ふさわしくない行動で反応すべきてはなかった」と説明した。

 選手がサポーターを蹴った事件としては、元フランス代表主将のFWエリック・カントナが有名。マンチェスター・ユナイテッド時代の95年1月、クリスタルパレス戦でヤジを飛ばした観客に怒って“カンフーキック”浴びせて、イングランド協会から8カ月の出場停止処分を受けており、エブラも同様の重い処分が下される可能性がある。

続きを表示

2017年11月4日のニュース