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長谷部 ベルギー、ブラジル戦は「受け身にならないことが大事」

[ 2017年11月4日 09:14 ]

ブレーメン戦の後半、競り合うEフランクフルトの長谷部(右)
Photo By 共同

 サッカーのドイツ1部リーグは3日(日本時間4日)に第11節が行われ、長谷部誠と鎌田大地が所属するフランクフルトは本拠地でブレーメンを2−1で下した。長谷部はフル出場。鎌田はベンチ入りしたが出場機会はなかった。

 リーグ戦は2試合ぶり、公式戦では3試合ぶりに先発した長谷部は、前半は4−3−3のアンカー、 後半はシステム変更に伴い、5−2−1−2の2ボランチに入り、ビルドアップの時は最終ラインに入って攻撃を組み立てた。

 長谷部との一問一答は以下の通り。

  ――立ち上がりを振り返って。

 「前半は全体的に受け身になりすぎたかなと。プレッシャーを掛けるところでも勢いよく行ってなかったですし、みんなが受け身になっていたので、前半45分はチャンスらしいチャンスもなくて。ただハーフタイムは修正してかなり監督も言って、後半は良くなったと思うし、セカンドボールを拾えるようになって、自分たちがボールを持つ時間も増えましたし、前半からああいうゲームができればいいなと思います」

  ――試合に勝てたのは大きい?

 「そうですね、今シーズンはラスト何分かで点を取って勝つっていう試合が3試合目くらいなので。ただ、後半みたいに押し込んでいればそういうチャンスは来るかなと思っていましたし、こういう試合をものにできたというのは大きいかなと思いますね」

  ――自身の感触としてはどうだったか?

  「悪くはないですけど、まだ上がっていくとは思いますね」

  ――代表メンバーが発表になり、経験ある選手が外れたが。

 「うーん、どうですかね、監督がこういうメンバーを選んだってことは、もちろん向こうに行ってから監督がこの2試合に対してどういうゲームをするかというのを話すと思いますけど、そういう経験ある選手もいいプレーをしなければという部分もあるので、もちろん個人的にもこのチーム(フランクフルト)で良くなかったら呼ばれなくなると思うし、そういう危機感はありますけどね」

 ――ベルギー、ブラジル戦をどうとらえているか

 「世界のトップ5、トップ10に入るチームがW杯では少なくとも1チームはグループリーグに入りますし、多かったら2チーム入るので、そういう相手に対して自分たちがどういうサッカーをするのか、どれだけできるのかという感触をつかみたいというか。ただ試すというよりは受け身にならないことが大事かなと思いますね。もちろん守備する時間が長くなることもあると思うんですけど、例えば守備でも積極的な守備とか、やはりチャレンジして初めて分かることもあると思うし、今回はまだ結構若い選手も多いし、そういう選手たちが感じることはすごく多いと思います」

  ――ひざの状態、コンディションは?

  「だいぶいいですね。感触的に、今日のゲームはフィーリング的にはここ最近で一番いいかなという感じもありましたし、代表行く前にボランチで1回出られたというのは良かったかなと思うし、なによりチームの結果が出たのは良かったかなと思います」

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2017年11月4日のニュース