フランクフルト長谷部　先発復帰で勝利に貢献「妥当な結果」

ブンデスリーガ第８節   フランクフルト２－１ハノーバー （ 2017年10月14日 ）

　ハノーバー戦でプレーするＥフランクフルトの長谷部＝ハノーバー（ゲッティ＝共同）
Photo By ゲッティ＝共同

　フランクフルトのＭＦ長谷部誠（３３）は１４日、アウェーのハノーバー戦で２戦ぶりに先発復帰し、２―１の勝利に大きく貢献した。３バックの中央で鋭い読みからのインターセプト、１対１も冷静に対処。ピンチの芽を摘んだ。「チャンスらしいチャンスを相手につくらせなかった。（勝利は）妥当な結果と思う」。気持ち良さそうに汗を拭った。

　３月に手術した右膝の状態は決して万全ではない。「膝の機嫌をうかがいながらやらないといけないので。ただピッチに立ったら何の言い訳にもならない」と話す。覚悟を持っての出場だったが、状況に応じて守備的ＭＦに入るなど高い戦術理解度も健在。膝痛の影響から１０月の親善試合では日本代表の招集を見送られたが、主将の復帰はハリルジャパンにとっても明るい材料となった。