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元川崎Fレナチーニョが関東1部VONDS市原入り 岩政と対戦へ

[ 2017年2月17日 19:08 ]

 かつてJ1の川崎Fで活躍したブラジル人FWレナチーニョ(29)が関東リーグ1部でプレーすることになった。VONDS市原が17日、完全移籍での加入を発表したもので、24日に入団会見を行う。背番号は34に決まった。

 レナチーニョは1987年5月14日生まれの29歳で、ブラジル・サンパウロ州出身。2008年8月から川崎Fでプレーし、得点源として活躍した。だが、23歳だった2010年8月に起用法への不満から練習をボイコットし、クラブに無断でブラジルへ帰国。翌9月にポルトガル1部のポルティモネンセへと移籍していた。

 09年11月のホーム千葉戦(等々力)では自身初のハットトリックを達成。千葉はこの敗戦でクラブ史上初の2部降格が決まり、そこからJ1昇格を果たせていない。J1リーグ戦通算では56試合に出場して21得点。12年には元日本代表監督の岡田武史監督が率いていた中国の杭州緑城でもプレーしている。13年7月にはJ1鹿島の練習に参加したが加入には至らず、今回が7年ぶりの日本復帰となる。

 関東リーグ1部はJ1、J2、J3、JFLに次ぐ5部に相当。VONDS市原は元清水監督のゼムノビッチ氏が監督を務め、昨季はリーグ戦2位だった。同リーグの東京ユナイテッドFCには昨季までJ2岡山でプレーした元日本代表DF岩政大樹(35)が加入している。

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2017年2月17日のニュース