岡ちゃん　カズのケガを心配　“因縁対決”実現せず…

練習試合   ＦＣ今治３―２横浜ＦＣ （ 2017年2月11日 ）

試合後、横浜ＦＣの中田監督と握手を交わす岡田氏
Photo By スポニチ

　日本協会副会長でＪＦＬ・ＦＣ今治のオーナー、岡田武史氏（６０）が５０歳シーズンを迎えるＪ２横浜ＦＣのＦＷカズにエールを送った。１１日は宮崎県内で横浜ＦＣと練習試合が行われ、試合後にカズについて触れ「ケガしたらしいね。早く治してほしい。５０歳だっけ？凄いよなー。少々、打撲とかがあるのはしょうがないよ」と話した。

　カズは８日の練習試合で左足親指を負傷し、実戦にドクターストップがかかり不在。９８年Ｗ杯直前、当時日本代表の岡田監督がカズをメンバーから外した“因縁対決”は実現しなかったが、岡田氏は眼鏡の奥の目を輝かせて状態を思いやった。

　試合は、ＦＣ今治が格上相手に３―２と逆転勝ちした。「まだできていない部分もある。開幕までに精度を高めたい」と岡田氏。常に高いレベルを求める熱い姿勢は、既に帰京してリハビリに努めるカズにも伝わったはずだ。