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清武、開幕OK!柿谷と連係バッチリ 61分間プレーし好機演出

[ 2017年2月9日 05:30 ]

練習試合   C大阪2―1J2横浜FC ( 2017年2月8日    宮崎シーガイア )

<C大阪・横浜FC>前線にパスをフィードする清武(左からカズ、山口蛍)
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 宮崎キャンプ中のC大阪は8日、J2横浜FCと練習試合し、新加入の日本代表MF清武弘嗣(27)が出場した。主力組で臨んだ3本目の開始から左MF、4本目からはトップ下に入った。計61分間に渡ってプレーし、正確なパスで見せ場も作った。合流3日目で初実戦を済ませ、25日のリーグ開幕磐田戦(ヤンマー)へ弾みをつけた。

 合流3日目の清武が早くも主力組に組み込まれた。J2横浜FCとの練習試合。背番号46のユニホームに身を包み、3本目の開始からピッチに立った。左MFに入り、FW柿谷やボランチの日本代表MF山口らと連係を確認。4本目は4―2―3―1のトップ下へポジションを移し、16分に交代するまで精力的に動き続けた。

 「久々の試合で、自分のコンディションを確かめながらやった。いいイメージでやれたシーンもあったし、次はゴールを決める形を作りたい」

 スペイン1部セビリアからの移籍が決まり、2日に帰国。チーム練習には6日に合流したばかりで、万全の状態からはほど遠い。それでも3本目の34分に右足でシュートし、直後には杉本、柿谷との連係で好機を演出。43分には正確なロングパスを柿谷へ通した。

 見守った日本代表の手倉森コーチは「体は絞れている。やっていけば、もっと良くなっていくんじゃないか」と評価。尹晶煥(ユンジョンファン)監督も11日のJ2福岡との練習試合へ向けて「もう少し(出場時間)増やしたい」とうなずいた。試合後には横浜FCの元日本代表FW三浦知良から激励の言葉を掛けられた。「カズさんのピッチで引っ張る姿は学ばないといけない。それを感じて自分たちに生かしていければ」。新たな刺激も受け、25日の開幕へ目を向けた。

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