Ｇ大阪、３年連続ＡＣＬへ　長身ＦＷ長沢「大事な試合」

　Ｇ大阪は７日、アジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）プレーオフのジョホール・ダルル・タクジム（ＪＤＴ、マレーシア）戦に挑む。

　決戦に備え、６日に冒頭１５分公開された最終調整ではピッチ状態などを入念確認。３年連続のＡＣＬ出場へ準備を整えた。

　中でも並々ならぬ意気込みを見せたのは１メートル９２の長身ＦＷ長沢駿（２８）だ。「あしたは大事な試合。自分のストロングポイントを出していきたい」。昨季はリーグ戦２１試合に出場して９得点を挙げ、ハリルジャパンの予備登録メンバー入りも果たした。だが、シーズン終盤は右かかとを痛めて戦線離脱。悔しさの残るシーズンとなった。

　Ｇ大阪は今季、４―３―１―２の新システムを導入。最前線に位置する長沢のハードワークがより重要となる。ＪＤＴ戦では２トップの一角として先発出場が濃厚で「ゴール第１号？そうですね！」と笑い「得点を取ることがコンディションを上げる要因にもなるし、昨年はそれでノッていくことも分かった」という。

　今季も継続して活躍できれば初の日本代表も視界に入ってくる。「去年の結果には満足していない。レベルアップするためにはＡＣＬという高いレベルで闘うことが必要。チームで勝っていけば、また（自分の）道が開けてくる」。まずは内容よりも結果にこだわる姿勢だ。