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元日本代表GK権田が2年ぶりJ復帰 恩師率いる鳥栖へ電撃加入

[ 2017年2月6日 14:51 ]

 J1鳥栖は6日、元日本代表GK権田修一(27)の新加入が決定したと発表した。背番号は33に決まった。

 東京都出身の権田はFC東京の下部組織育ちで、2007年にFC東京のトップチームへ昇格。09年シーズンから定位置を獲得し、以後守護神として09年ナビスコ杯(現YBCルヴァン杯)、11年天皇杯のタイトル獲得に貢献した。しかし、15年7月末にオーバートレーニング症候群の診断を受け、コンディション不良のため離脱。翌16年1月に再起を期して日本代表の同僚・本田圭佑(30)がオーナーを務める、当時3部だったホルンへ期限付き移籍で加入した。同チームでは移籍直後に右脛骨(けいこつ)骨折のケガを負ったが、2部に昇格した今季途中に復帰すると、以降は正GKとして試合に出場した。

 今年1月14日には両者合意のもとFC東京との契約を解除。その時に更新した自身のツイッターでは「今は何も決まっていない状況で1月末まで欧州で所属クラブを探します」としていたが、FC東京を14、15年に指揮した恩師・フィッカデンティ監督(49)率いる鳥栖を新天地に選んだ。

 リーグ戦通算でJ1に183試合、J2には20試合出場している権田は各年代の日本代表にも選出され、12年ロンドン五輪ではベスト4進出に貢献。フル代表としては09年の初招集以来3試合に出場しており、14年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会でもメンバーに選出された。

 権田はクラブを通じ、「サガン鳥栖に加入する事になりました、権田修一です。チームの発展、成長、勝利のために精一杯頑張ります。よろしくお願いします」とコメントしている。

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2017年2月6日のニュース