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ジダンレアル“本気”出陣へ!選手&監督でV頂く

[ 2016年12月15日 05:30 ]

クラブW杯準決勝   レアル・マドリード―アメリカ ( 2016年12月15日    横浜国際 )

練習中にDFセルヒオ・ラモス(左)と話をするRマドリードのジダン監督(右)
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 慢心は一切ない。レアル・マドリード(スペイン)を率いるジダン監督は公式会見で言った。「難しい試合になる。どっちが主導権を握るかはハーフ&ハーフだと思っている。集中して戦わないと困難が待っている」。現役時代は96年にユベントス、02年にRマドリードでクラブ世界No・1を経験したが、監督として初めて臨む大舞台を前に緊張感を漂わせた。

 “最強”の11人をピッチに送り込む。主将のDFセルヒオ・ラモスは疲労による体調不良で準決勝を欠場するが「我々にはいろいろなオプションや可能性がある。明日はベストなチームをお見せしたい」。負けの許されない大一番では堅守速攻に徹する勝負師の一面も持つ。剛柔織り交ぜた采配で、タレント集団を勝利に導く覚悟だ。

 前身のインターコンチネンタル杯を含め、選手、監督として同一クラブでタイトルを獲得すれば、名門Rマドリード史上で初の快挙。自身の指導法の礎となったアンチェロッティ氏(現バイエルンM監督)もACミランで達成しており、師匠に肩を並べることになる。 来日直前の10日の国内リーグ・ラコルニャ戦では、公式戦35試合無敗のクラブ記録を樹立。好調を持続する欧州王者は、14年以来のクラブW杯タイトルを本気で欲している。「我々は常にRマドリードでなければいけない」。ジダン監督率いる銀河系軍団が、その華麗なプレーをいよいよ日本で披露する。

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