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C大阪、京都とドローも2年連続決勝進出 柿谷、半年ぶりの千金弾

[ 2016年11月27日 17:34 ]

J1昇格プレーオフ準決勝 ( 2016年11月27日    金鳥スタ )

<J1昇格プレーオフ C大阪・京都>前半13分、柿谷は先制ゴールを決めガッツポーズ
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 来季の昇格ラスト「1枠」を懸けたJ1昇格プレーオフ(PO)は27日、各地で準決勝2試合が行われ、C大阪(4位)は1―1で京都(5位)と引き分けたが、リーグ戦の順位によって、12月4日に行われる決勝進出を決めた。

 激しい雨が降り続く中で行われた一戦は、ピッチに水がたまって両チームともボールコントロールに苦戦。それでもホームのC大阪が前半13分、主将の一撃で先制点を挙げた。MFソウザが中央から強烈なミドルシュートを放つと、京都GK菅野がはじいたこぼれ球にFW柿谷が反応。冷静に左足で蹴り込んで、チームに先制点をもたらした。右足首手術で離脱し、今月6日の第40節・愛媛戦で復帰した柿谷にとっては、6月4日の第16節・讃岐戦以来、約半年ぶりのゴールとなった。

 後半途中から守備的な選手を投入し、守り固めに入ったC大阪だったが、ロスタイム直前の後半45分に一瞬のスキを突かれて失点。1―1の引き分けで終了のホイッスルを聞いたが、リーグ戦の順位で上回っているため、2年連続の決勝へ駒を進めた。

 C大阪は2014年にJ1で17位になり、3度目のJ2降格。昨年は今季と同じくリーグ戦4位でPO進出を果たしたが、決勝で福岡(3位)と1―1で引き分けて昇格を逃していた。

 昨季の17位から5位に躍進し、3年ぶりのPO出場を果たした京都だったが、2010年以来7年ぶりの昇格はならず。FWエスクデロが厳しいマークに遭って好機をつくれず、試合終了間際に途中出場のFW有田が同点ゴールを決めたが、あと1点が奪えなかった。

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2016年11月27日のニュース