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終盤失点でドロー…柿谷「ハラハラドキドキはセレッソの癖かな」

[ 2016年11月27日 18:47 ]

J1昇格プレーオフ準決勝 ( 2016年11月27日    金鳥スタ )

<C大阪・京都>前半13分、柿谷は先制ゴールを決めガッツポーズ
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 C大阪は終了間際に京都に追いつかれたものの、引き分けの場合はシーズン上位のクラブが勝者となる規定により、2年連続でJ1昇格プレーオフ(PO)決勝進出。値千金の先制ゴールを決めたFW柿谷は「最後までハラハラドキドキさせてしまったのはセレッソの癖かなと思いますけど、決勝はもっと余裕をもって勝てるように頑張りたい」と3年ぶりのJ1復帰を力強く宣言した。

 前半13分、MFソウザが強烈なミドルシュートを放つと、GK菅野がはじいたこぼれ球にすかさず柿谷が反応。「ソウザが雨なのでシュートを打つのは分かっていた。こぼすところは常に狙っていこうと思っていた」と左足でゴールに蹴り込み、チームに大きな先制点をもたらした。

 「もう2点、3点取って、試合を決めちゃおうという気持ちで挑んでいた」というが、逆にロスタイム直前、ペナルティーエリアでフリーとなっていた京都FW有田に同点ゴールを許して1―1で試合終了。ロスタイムの4分を終えると、終了間際にベンチに下がっていた柿谷はチームメートと輪になって決勝進出を喜んだ。

 準決勝のもう1試合は6位・岡山が“下克上”を果たしたため、12月4日の決勝は再びホームの金鳥スタで行われる。「次もまたホームでできるということで、もっともっとたくさんのお客さんに来てもらって、ここで昇格を決められるように頑張りたい」と表情を引き締めた柿谷。「ホームなのでテレビの前じゃなくてスタジアムに足を運んで、僕らと一緒にJ1昇格の喜びを分かち合ってほしい」とサポーターにメッセージを送った。

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2016年11月27日のニュース