×

浦和、第2S制覇も達成感なし V弾・武藤、年間優勝へ「戦い終わってない」

[ 2016年10月29日 16:27 ]

明治安田生命J1第2S第16節 ( 2016年10月29日    エコパ )

<磐田・浦和>後半、ヘディングで決勝ゴールを決める浦和・武藤(左)
Photo By スポニチ

 10年ぶりとなる6連勝での第2ステージ優勝決定。だが、浦和イレブンの顔に達成感はなかった。

 後半27分、先制そして決勝となるゴールを頭で決めた武藤が「しっかり勝って第2ステージ優勝を決めたのはうれしいが、まだまだ戦いは終わっていない。年間(勝ち点)1位も取りたいし、チャンピオンシップもある。これからだな、と思っている」と気を引き締めれば、主将の阿部も「まだまだ終わりじゃない。続けてやっていきたい」とキッパリ。

 昨年は第1ステージを制して年間勝ち点2位でチャンピオンシップ(CS)進出を果たしながらも準決勝で敗退。年間勝ち点で9差をつけていた同3位のG大阪に延長戦の末1―3で敗れ、決勝進出を逃すという苦い経験をしているだけに、川崎Fと年間勝ち点1差のまま迎える最終節に向けて喜んでいる暇はない。

 無失点で終えた槙野も「結果に対しては素直にうれしい」としながらも「あくまで僕たちが目指しているのは年間チャンピオン。次の試合が重要になってくる」と11月3日の最終節、ホームで横浜と対戦する1戦に気合を入れ直していた。

続きを表示

2016年10月29日のニュース