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フランス“三銃士”で今大会最多5発!4大会ぶりの4強進出

[ 2016年7月5日 05:30 ]

アイスランド戦で先制ゴールを決め喜ぶフランス代表FWジルー(AP)

欧州選手権決勝トーナメント準々決勝 フランス5―2アイスランド

(7月3日 サンドニ)
 開催国のフランスが初出場のアイスランドを5―2で下し、優勝した00年以来4大会ぶりに準決勝進出を決めた。前半12分にFWオリビエ・ジルー(29=アーセナル)が先制点、同20分にMFポール・ポグバ(23=ユベントス)が大会初得点をマーク。前半だけで4ゴールを挙げて、今大会最多得点で快勝した。4強が出そろい、準決勝は6日にポルトガル―ウェールズ戦、7日にドイツ―フランス戦が行われる。

 フランスの“三銃士”が堅守アイスランドを紛砕した。1トップのジルーが先制点と後半にチーム5点目を決めれば、左MFのパイエが2―0の前半43分、トップ下のグリエズマンが同45分にゴール。デシャン監督は「速さがあり、連係も良かった。素晴らしい」と攻撃の中心3人を称えた。

 新布陣も機能した。決勝トーナメント1回戦アイルランド戦では後半開始から4―2―3―1を採用し、右FWからトップ下に入ったグリエズマンは2得点を挙げて2―1の逆転勝利につながった。この日は最初から同じシステムで臨み、今大会得点がなかった前半に大量4点を奪った。

 恐喝容疑で出場停止中のFWベンゼマの不在を感じさせない活躍だ。得点ランクでグリエズマンが4点で1位、ジルーとパイエが3点で2位タイと上位を独占している。チーム総得点11のうち、10点を稼ぎ出す3人が、次はW杯王者ドイツ撃破に挑む。

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