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ドルトムントの主将フンメルス 5年契約でバイエルンMに移籍

[ 2016年5月10日 22:02 ]

バイエルンMへの移籍が合意に達したドルトムントのフンメルス(AP)

 日本代表MF香川真司(27)が所属するドルトムントの主将でドイツ代表のDFマッツ・フンメルス(27)が、バイエルン・ミュンヘンへ今夏に移籍することで合意した。10日、両クラブが発表した。身体検査に合格すれば、2021年6月30日までの5年契約を結ぶ。移籍金は公表されていないが、地元紙によれば3800万ユーロ(約47億円)と報じられている。

 フンメルスはバイエルンMの下部組織で育ち、08年からドルトムントでプレー。2度のリーグ優勝などに貢献し、ドイツ代表でも14年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で優勝した。今季バイエルンMは史上初の4連覇を達成、ドルトムントは2位となっており、ライバルチームへの移籍となった。

 バイエルンMのルンメニゲCEOはチームのサイトで「彼の力が加わることで、チームはさらなる高みへ行くことができる」とコメント。

 フンメルスはドルトムントの公式サイトで「移籍を決断するのは簡単なことではなかった。しかし、自分がホームタウンに戻る前に、ドルトムントでドイツ杯の優勝を勝ち取りたい」とコメントし、5月21日に控える移籍先のバイエルンMとの決勝戦での勝利を誓った。

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2016年5月10日のニュース