×

香川、全得点に絡む 原口との日本人対決制しドイツ杯決勝へ

[ 2016年4月21日 05:21 ]

前半21分、先制を喜ぶドルトムントイレブン(AP)

 ドイツ杯の準決勝1試合が20日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントとFW原口元気のヘルタが激突。ドルトムントが3―0で勝ち、来月21日の決勝進出を決めた。決勝進出は3年連続8度目で4季ぶりの優勝を目指し、バイエルン・ミュンヘンと対戦する。

 ドルトムントは前半21分、右サイドでDFの裏に抜けた香川が中央のMFロイスにクロス。ロイスは相手DFにつぶされたものの、こぼれ球をMFカストロが右足で豪快に叩き込んで先制ゴール。その後も押し気味に試合を進め、前半を1―0で折り返した。

 後半30分にはカウンターから右サイドでボールを得た香川が中央のロイスにラストパス。これをロイスが鮮やかに決め、2点目を奪い、同37分には香川からのパスを左サイドで受けたロイスがドリブルでゴール前まで持ち込み、最後は中央でフリーになったMFムヒタルヤンが押し込んだ。香川はフル出場し、全得点に絡む活躍だった。

 ヘルタの原口は後半20分までプレー。攻守に存在感を見せたものの、得点には絡めなかった。

続きを表示

2016年4月21日のニュース