イラン指揮官　日本戦へ不敵な笑み「守備ミスなければ勝てる」

イラン・ハクプル監督（右）と握手を交わす手倉森監督

Ｕ―２３アジア選手権準々決勝 イラン―日本

（1月22日 カタール・ドーハ）
　手倉森監督の横で公式会見に臨んだイランのハクプル監督は核心を突く質問をけむに巻いた。日本の警戒すべき選手について３度も質問が飛んだが「日本は２３人誰が出てもいい、力のある選手がそろっている。スターはいないが、チームとして戦っている」と明言を避けた。

　イランはＡ組２位通過ながら、ＭＦトラビら前線に破壊力のある選手がそろう。日本より１日多い中３日での準備を進める指揮官は「組織的でハードワークをするから、タフなゲームになる」と予想。１次リーグでの４失点は全てミス絡みだっただけに「守備のミスをなくせば勝てる。相手をスローダウンさせて主導権を握りたい」と攻略法を挙げていた。