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手倉森監督「90分で仕留めることが重要」も延長&PK戦想定

[ 2016年1月22日 05:30 ]

公式会見で意気込みを語るU―23日本代表の手倉森監督

U―23アジア選手権準々決勝 日本―イラン

(1月22日 カタール・ドーハ)
 左隣のイランのハクプル監督から注がれる不気味な視線をいなしながらU―23日本代表の手倉森監督は宣戦布告した。準々決勝を翌日に控えた公式会見。試合に向けた意気込みを問われると「イランを倒して準決勝に進むことを考えて、90分、120分戦いたい」と力強く話した。

 相手の迫力ある攻撃陣を警戒する。「アタッカーは破壊力がある。センターFW、ワイドの選手はスピードがある。彼らに自由を与えてはいけない」と話した。A代表を経験しているMFトラビらは脅威。それでも、1次リーグを1失点で突破した守備陣に託す。

 柔軟に戦う。「120分を考えるのは後半から。90分で仕留めることが重要」と話しながらも「バランスを持って入らないといけない。プランはあります」と明かす。延長戦、そしてPK戦まで。選手交代の妙が試されるが、既に頭の中は整理されている。

 降壇後、相手指揮官から注視されていたことに対して「いらん(イラン)視線だったね」と、負けたら敗退が決まる一戦を前にしてもダジャレを披露した手倉森監督。指揮官なりの平常心で決戦に備える。

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2016年1月22日のニュース