Ｊ１復帰の大宮１１人新加入　渋谷監督「昨季は骨組み　今季は肉付け」

今季のスローガンを掲げる大宮・渋谷監督（中央）と新加入選手

　２年ぶりにＪ１復帰を果たした大宮の新体制発表会見が、さいたま市内で行われ、渋谷監督は「昨季は骨組みをつくって今季は肉付け。継続してやっていきたい」と昨季のサッカーに磨きをかける方針を示した。

　松本強化本部長は勝ち点４８を目標に掲げた上で「スタイルの構築をしたい」と後押し。昨季のレギュラーからカルリーニョスが退団しただけで、新たに１１人が加入。明大から入団したＤＦ山越は「大卒は即戦力、レギュラーとして大宮を支えたい」と抱負を述べた。

　千葉から移籍のＦＷペチュニクはレッドスター（セルビア）時代の同僚・ムルジャと再びコンビを組む。「多くの試合をやってきたが、どこにボールが欲しいか分かっている。相手守備ラインの裏のスペースに走らせて配球したい」と攻撃力アップに自信を見せた。