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先制弾の武蔵「航君との関係性がすべて」 久保は意地のゴールを強調

[ 2016年1月17日 01:17 ]

<タイ・日本>後半30分、ゴールを決めた久保

U―23アジア選手権1次リーグB組 日本4―0タイ

(1月16日 カタール・ドーハ)
 FW鈴木の豪快な先制ゴールが日本の勢いを一気に加速させた。前半27分、MF遠藤の背後からの浮き球のパスを頭でトラップ、相手DFを背負いながら右足を豪快に振り抜くと、ボールはゴール右隅へと突き刺さった。

 鈴木は「自分たちのやろうとしていることができた試合。(先制ゴールは)航君(遠藤)との関係性がよかったのが全て」と振り返る。アシストした主将の遠藤は「勝って(1次リーグ突破を)決めたいと思っていた。内容も前回より良くなったし、(先制点は)練習でやってきたこと。イメージを共有できた」と安どの表情を浮かべた。

 そこまで押し気味に試合を進めながら、シュートが相手GKの好セーブやポストやバーに阻まれていた。だが、この一発で主導権を握ると後半に3ゴールを奪ってタイを突き放した。

 後半26分から途中出場で2ゴールの久保は「1試合目に点を取れなかったので、きょうは取りたいと思っていた」と意地のゴールを強調。北朝鮮戦はDF植田の1点だけだったが、この日はアタッカー陣が得点を決めて2連勝で1次リーグを突破。6大会連続の五輪出場に向けてチームのムードもよくなってきた。

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2016年1月17日のニュース