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本田、トップ下先発もミス連発 地元紙辛らつ“最低点”

[ 2015年9月24日 05:30 ]

<ACミラン・ウディネーゼ>本田(右)は先発出場も不発

セリエA第5節 ACミラン3―2ウディネーゼ

(9月22日)
 3試合連続で先発したACミランの日本代表FW本田は、またも得点に絡めなかった。トップ下に入りながら、見せ場をつくれないばかりか軽率なミスを連発し、3点のリードが1点差になった後半18分にベンチに下げられた。

 FWバロテッリのクラブ復帰後初ゴールなどで前半11分までに2―0としたが、本田はそのリズムに全く乗れない。同25分にはGKと1対1の形をつくりながらパスを選択。ボールタッチは不正確で危険なボールロストを犯すなど精彩を欠き、たまりかねたミハイロビッチ監督は本田をベンチに下げ4―3―1―2から4―4―2に変更。理由について指揮官は「4―4―2に修正したかった。これで我々は苦しまなくなった」と話した。本田は取材エリアに姿を現さず、ファンにサインをして会場を去った。

 翌23日の地元紙も本田には手厳しい評価。チーム最低タイの5点を付けたガゼッタ・デロ・スポルト紙は「契約に小さな付帯条項が書かれてあるに違いない。だからミハイロビッチは彼を使わざるを得ないのだ」と辛らつだった。背番号10をつけるエースには、周囲を黙らせる結果が必要だ。

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2015年9月24日のニュース