×

バルサ守備崩壊、4失点完敗で首位陥落 4連勝レアルが首位浮上

[ 2015年9月24日 11:30 ]

セルタ戦に1―4で完敗し、落胆の表情でピッチを後にするバルセロナのFWメッシ(AP)

リーガエスパニョーラ第5節

(9月23日)
 スペイン・リーガエスパニョーラ第5節の6試合が23日に行われ、バルセロナはアウェーでセルタに1―4で敗れ、首位から5位に順位を落とした。レアル・マドリードはアウェーでビルバオを2―1で下し、無敗を維持して首位に浮上した。

 バルセロナは試合開始からセルタの厳しいマークに苦戦。前半26分バルセロナの下部組織出身FWノリートに決められると、同30分にもFWアスパスに加点されて前半を2点ビハインドで折り返す。後半11分にもアスパスに決められると、同35分FWネイマールが1点を返すが、わずか3分後に試合を決定づける4点目を奪われて完敗した。

 MFラフィーニャが右ひざ前十字じん帯断裂で手術を受けて6カ月の離脱が決まり、試合前にはDFアルバが首に違和感を訴えたことから欠場が決まるなど、負傷者が続出しているバルセロナは、連勝が4で止まり勝ち点1差ながら首位を陥落した。

 首位に立ったのはバルセロナの宿敵Rマドリード。アウェーでのビルバオ戦で、前半19分FWベンゼマが相手のバックパスを流し込んで先制すると、追いつかれた後の後半25分ベンゼマが再び決めて2―1で逃げ切った。

 今夏エイバルに加入したMF乾貴士は、アウェーのレバンテ戦に左サイドで先発し、公式戦デビューを果たした。1点リードの後半3分左サイドを抜けた乾は、切り返しとボールコントロールで相手DFをかわすとゴール前にパスを送り、FWバストンの2点目をアシストした。乾は後半27分までプレーしたが、チームは2点リードを守れず引き分けに終わった。

 ビジャレアルはアウェーでマラガを1―0で下し、4連勝で首位Rマドリードと同勝ち点の2位に、バジェカノはスポルティング・ヒホンを2―1で下し、リーグ戦2連勝で8位に浮上。昨季5位のセビリアは昇格組ラス・パルマスに0―2で敗れ、リーグ戦未勝利で最下位を脱出できなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2015年9月24日のニュース