×

チリ イスラ決勝弾で4強も…ハラの“性的挑発”が物議呼ぶ

[ 2015年6月26日 05:30 ]

ウルグアイ戦で決勝ゴールを決め喜ぶチリ代表イスラ。右はA・サンチェス(AP)

 南米選手権は準々決勝の1試合が24日に行われ、初優勝を目指す開催国のチリは前回優勝のウルグアイに1―0で競り勝ち、99年以来5大会ぶりの準決勝進出を果たした。相手選手の退場で数的優位となった後半36分にDFマウリシオ・イスラ(27=QPR)が決勝ゴールを決めた。29日の準決勝は87年大会以来の決勝進出を懸けて、ボリビア―ペルー戦の勝者と対戦する。

 チリはボール支配率で80%と圧倒しながらウルグアイの堅守に苦しみ、後半36分にようやくイスラが決勝点を決めた。サンパオリ監督は「試合の鍵はカバーニの退場」と後半18分に相手エースがDFハラの顔をはらって退場処分となったことをターニングポイントに挙げたが、この直前の場面が物議を醸した。ビデオにはハラが主審の見えない角度でカバーニの肛門に指を突っ込むようなしぐさが映っており、ウルグアイのタバレス監督は「ビデオや写真で分かる。副審も見ているはずだ」と相手の“性的挑発”を非難した。

続きを表示

この記事のフォト

2015年6月26日のニュース