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J1横浜社長、練習拠点移転で「新横浜をマリノスの聖地に」

[ 2015年5月21日 17:29 ]

 J1横浜の嘉悦朗社長(59)が21日午後、横浜市内で会見し、「マリノスタウン」(横浜市みなとみらい地区)からの練習拠点の移転について説明した。

 マリノスタウンでのクラブ本社機能とトップチームの練習は今年12月末をもって終了。クラブ事務所は来年1月から新横浜公園周辺に移転し、トップチームは同公園内の「日産フィールド小机」をメイン練習場として活動する。日産フィールド小机のほか、状況に応じて日産スタジアムも時々使用する予定。ロッカーやシャワー、トレーニング施設は日産スタジアム内の施設を使用する。

 会見で嘉悦社長は「(今回の移転は)撤退とか、都落ち感のあるトーンになりがちだが、非常に前向きな計画の中でのプロセス」と説明。「持続可能な成長のために移転し、新横浜を名実ともにサッカー、マリノスの聖地にしたい」と前向きに語った。

 トップチームの選手に対しては、社長自ら事情を説明。「選手はいろんな思いがあると思うが(移転の事情を)理解はしていると思う。選手には“人件費を削ることはない”と伝えた」と明かした。

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2015年5月21日のニュース