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なでしこ“足スト”歓迎 規制緩和でスパイク選択自由に

[ 2015年5月21日 05:30 ]

ナイキのスパイクを履くFW大儀見。お気に入りの一足がゴールをアシストする

なでしこジャパン国内合宿3日目

 新ユニホームだけでなく“勝負靴”も導入だ。6月6日開幕のW杯カナダ大会に臨むなでしこジャパンは20日、香川県丸亀市内で国内合宿3日目の練習を消化。今回の活動からアディダス社に限られていた全選手のスパイクメーカーが選択自由化され、新ユニホームで写真撮影を行った選手たちの足元はまるでファッションショーだった。
【なでしこジャパンメンバー 日程&結果】

 規制緩和は連覇への追い風だ。澤は赤と青のアディダス社製で決めれば、白とグレーのプーマ社製でまとめたのは川澄だ。姉妹の大儀見、永里はナイキ社のオレンジ色でそろえた。全23選手で使用メーカーは6社。3月のアルガルベ杯まではアディダス社から一律に提供を受けていたが、市場の活性化や選手の要望などを踏まえての措置。今合宿から全選手がお気に入りのスパイクで練習に励んでいる。

 川澄は「小学校から履き慣れたスパイクを履くのはうれしいし、いい」と話し、「これまで履いてきたスパイクで臨めるのはプラス」と大儀見も歓迎だ。足元の個性も忘れない“カラフルなでしこ”で、連覇の高みへ到達する。

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