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南米連盟が権利行使 リオ五輪、アジア枠「3・5」→「3」に

[ 2015年3月4日 05:35 ]

 リオ五輪のアジア枠が12年ロンドン五輪時の3・5枠から3枠に減少した。日本協会によれば、通例アジア枠は3。ロンドン五輪では欧州連盟が開催国枠による「0・5枠増」の権利を返上したため、アジア枠が増える異例の措置となった。しかし、今回は南米連盟が権利を行使したため、アジアは元の3枠に戻る形となった。

 ロンドン五輪で日本は本大会こそ4強に進んだが、アジアでは2次予選の段階からクウェートに辛勝とぎりぎりの戦いを強いられた。枠が減る今回は従来のホーム&アウェー方式から最終予選がセントラル開催となり、準々決勝から一発勝負のノックアウト方式。狭き門を争い、さらに厳しい戦いとなる。

 アジア1次予選は43チームを10組に分けて総当たりで行われ、各組1位の10カ国と各組2位のうち上位5カ国の計15チームが16年1月にカタールで行われるアジア最終予選を兼ねたU―23アジア選手権に出場する。開催国のカタールを加えた16カ国の中から上位3カ国が五輪本大会へ出場。最終予選の組み合わせ抽選は12月4日に行われる。

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2015年3月4日のニュース