Ｊマスコット総選挙　“プチ整形”サンチェ王座視界！

サンフレッチェ広島のマスコット・サンチェ（Ａｆｔｅｒ）．昨年２位、一昨年３２位

Ｊマスコット総選挙

　Ｊリーグの人気マスコットの頂点を決める“総選挙”が２月１日から実施される。今季幕開けを告げる同２８日の富士ゼロックス・スーパー杯、Ｇ大阪―浦和戦（日産ス）に全マスコットが集結し、総選挙でとなったマスコットには集合写真の「センターポジション」が与えられる。選挙期間は２３日まで。果たしてセンターをゲットするのはどのマスコットか？

　史上最大のセンター争奪戦！マスコットの頂点を決める「総選挙」も今年で３回目。マスコット不在のＪ２讃岐を除く全クラブが初めて参加することになった。富士ゼロックス・スーパー杯には全マスコットが集結。１位には集合写真の「センターポジション」が与えられる。絶対に負けられない戦いだ。

　世間では空前のゆるキャラブーム。この総選挙の結果もその後のマスコット人生を左右すると言っていい。例えば長崎のヴィヴィくんは昨年の第２回総選挙１位を受けて人気が沸騰。昨年４月からは地元の長崎国際テレビで冠番組「ヴィヴィくんのＶ・ファーレンのススメ！」が始まった。また第１回覇者の仙台のベガッ太はその後、単行本「いたずらっ子　ベガッ太参上」が発行された。総選挙はまさにスターマスコットへの登竜門だ。

　今回、虎視眈々（たんたん）とセンターを狙うのは広島のサンチェだ。昨年はなんと選挙期間中に“プチ整形”を敢行した。特に黒目が大きくなって愛らしくなると第１回の３２位から２位へジャンプアップ。美へのこだわり？はＪ屈指で今回もＶ候補だ。意地を見せたいのは昨年最下位に終わった浦和のレディア。今年はチームがスーパー杯に出場するとあって低迷は許されない。

　投票は２月１日から２３日まで公式サイトから１人１日１票まで可能だ。讃岐を除く３９クラブとＪリーグのマスコット「Ｍｒ・ピッチ」が参加。４０～６位までは２月２４～２７日にＪリーグオフィシャルｔｗｉｔｔｅｒアカウント上で随時発表。トップ５は、日本テレビのゼロックス・スーパー杯中継内ハーフタイムなどで発表予定だ。ピッチ上とは別の意地とプライドを懸けた、もう一つの熱きバトルにも注目だ。