ここ２年は負傷続き…なでしこ鮫島が復活ロスタイム弾！

カナダ戦の試合終了間際、３点目のゴールを決める鮫島

国際親善試合 日本３―２カナダ

（10月28日 カナダ・バンクーバー）
　ケガに泣いたＤＦ鮫島が、復活ゴールを挙げた。後半ロスタイムに２―２に追い付かれた直後だ。相手のバックパスに猛チャージしてボールを奪うと、鋭いドリブルでカウンターを仕掛けて決勝点を決めた。「とりあえず得点を（入れろ）ってことだったので。相手がミスしてくれたので良かった」と振り返った。

　なでしこ不動の左サイドバックだったが、１３年３月に右太腿の肉離れと腱損傷を負った。今年２月には右足の痛みが再発し、米ヒューストン・ダッシュへの移籍目前で破談となった。今回は昨年のアルガルベ杯以来の代表復帰ながら、１０年５月のミャンマー戦以来の得点でＷ杯メンバー入りをアピール。「このレベルでやった時の課題が出てきた。それは収穫と捉え、またコンディションを上げながらトライしていきたい」と前向きに語っていた。