香川　再出発ゴールだ！元マンＵ同僚からの助言でアギーレ“対策”

練習でボレーを見せる香川

日本代表合宿スタート

（10月6日 新潟）
　思い出の地で輝きを取り戻す。アギーレジャパン初選出のＭＦ香川は「この４年間の新たなスタート。チャレンジしていきたい」と心機一転を誓った。

　６月のＷ杯ブラジル大会で輝けず、マンチェスターＵでも出場機会を失ってドルトムントへの移籍を決断。「試合に出られることで、今はサッカーの楽しさをあらためて感じる」。ジャマイカ戦の会場となるデンカＳは０８年１０月の親善試合ＵＡＥ戦で代表初ゴールを決めている。日本が誇る司令塔の再出発には最高の舞台となる。

　予習も万全だ。移籍準備のため９月の代表活動には参加できなかったが「（ベネズエラ戦の）得点シーンの映像を見た」とイメージを膨らませた。指揮官の就任が決まった直後は、マンチェスターＵの同僚だったメキシコ代表ＦＷエルナンデス（現Ｒマドリード）から助言をもらうなど“対策”は十分だ。

　この日はリカバリー中心で指揮官と会話を交わすことはなかったが「いろいろコミュニケーションを取っていきたい」と意欲。なじみのないインサイドハーフでの起用の可能性が高いが「新しい監督とメンバーでどういうサッカーができるか。試していきたい」と腕をぶした。