ポルトガル代表　ベント監督が解任…欧州選手権予選で黒星発進

解任が決まったポルトガル代表のパウロ・ベント監督（ＡＰ）

　ポルトガル・サッカー連盟は１１日、同国代表のパウロ・ベント監督（４５）を解任したと発表した。後任は未定。

　現役時代は同国代表ＭＦとして２０００年欧州選手権、０２年Ｗ杯日韓大会に出場したベント氏は、０４年の引退後、所属していたスポルティング下部組織の監督に就任。翌年にはトップチームの監督となり、ＦＷナニ、ＭＦモウティーニョ、ミゲル・ベローゾらをトップ選手に育て上げた。

　１０年９月に代表監督に就任し、１２年欧州選手権では４強に進出。しかし今年のＷ杯ブラジル大会では主力の負傷もあって１次リーグ敗退に終わった。立て直しを期して９月７日には１６年欧州選手権予選の初戦でアルバニアをホームに迎えたが、エースのＣ・ロナウドを欠いたこともあり、０―１で敗れていた。