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18歳DF三宅“飛び級”でA代表に招集「とても驚いています」

[ 2014年2月18日 05:30 ]

18歳、三宅は飛び級でA代表に招集された

 日本サッカー協会は3月5日に開幕するアルガルベ杯(ポルトガル)に出場するなでしこジャパン23人と、3月1日開幕のラ・マンガ国際大会(スペイン)に出場するU―23女子日本代表18人を発表。DF三宅史織(18=INAC神戸)がアルガルベ杯に“飛び級”で招集され、ラ・マンガ国際大会にはMF田中陽子(20=同)、FW田中美南(19=日テレ)、MF猶本光(19=浦和)らが選ばれた。

 澤や宮間らロンドン五輪組の中でひときわ若い三宅が名を連ねた。12年のU―20W杯で活躍したMF田中陽らがU―23代表に入る中、先輩を飛び越えてA代表に選出され「とても驚いています。プレーでは、積極的に攻撃参加をしたい。自分の力が通用するのかチャレンジしたい」とクラブを通してコメントした。

 三宅は昨年9月22日に行われたナイジェリアとの親善試合で国際Aマッチデビュー。しかし、同26日に行われたナイジェリア戦とメンバーを分けたため実質“1・5軍”での試合だった。今回は5月に行われる来年のW杯カナダ大会の予選を兼ねたアジア杯(ベトナム)を見据えた“1軍”で臨む大会。会見した佐々木監督は「体をていした守備対応や、相手と駆け引きをしながらのボールの運び方にたけている」と、20年東京五輪の星にもなり得る18歳に期待した。

 ◆三宅 史織(みやけ・しおり)1995年(平7)10月13日、北海道出身の18歳。小学1年から真栄サッカースポーツ少年団でサッカーを始め、JFAアカデミー福島入り。13年7月から特別指定選手としてINAC神戸に加わり今季から正式加入。1メートル65、49キロ。

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2014年2月18日のニュース