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ザックジャパン“仮想コロンビア”6・2コスタリカ戦浮上!

[ 2014年2月7日 05:30 ]

日本代表が6月2日に対戦することが濃厚となったコスタリカ代表イレブン

 日本サッカー協会がW杯ブラジル大会開幕直前の6月2日にコスタリカと強化試合を行う方向で交渉を進めていることが6日、分かった。複数の関係者によると、日本協会は既にコスタリカ協会に対戦を正式オファーしており、現在は詰めの協議を進めている段階。会場は事前合宿地として調整を進めている米国フロリダ州が濃厚だ。

【W杯組み合わせ】

 FIFAランク32位のコスタリカは「仮想コロンビア」に最適の相手だ。前線にはオランダの強豪PSVに所属する1メートル86の大型ストライカー、ブライアン・ルイス(28)を擁する。他にも欧州でプレーする選手が多く、フィジカル、個の能力にたけている。昨秋のW杯北中米カリブ海最終予選でも米国を3―1、メキシコを2―1で撃破するなど圧倒的な攻撃力で地力も十分だ。

 この日、日本代表のザッケローニ監督は都内のJFAハウスを訪問。原博実専務理事らと今後の強化プランについて議論したもようだ。原専務理事は、事前合宿地や強化試合の詳細について「今、調整している」と話すにとどめたが、合宿地はブラジルに似た熱帯気候となるマイアミを中心とした米国フロリダ州の都市を最優先に、強化試合の相手はW杯1次リーグの対戦相手を見据え、周到に準備を進めている。

 コスタリカの有力紙ナシオンも「コスタリカ協会のエドゥアルド・サンチェス会長が6月2日に米国で日本代表と対戦することを明かした」と報じた。W杯ではウルグアイ、イングランド、イタリアと同じ“死のD組”に入ったコスタリカにとって日本戦は重要な一戦。W杯に向けたザックジャパンの強化策は完成に近づいてきた。

 ▽コスタリカ代表 最新(1月)のFIFAランキングは32位。過去のW杯は90年イタリア大会、02年日韓大会、06年ドイツ大会に出場し、最高成績は90年の16強。14年ブラジル大会北中米カリブ海予選は2位で突破。主将はブライアン・ルイス(28=PSV)。ホルヘ・ルイス・ピント監督(61)。

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2014年2月7日のニュース