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イタリア人実業家、英2部リーズを69億円で買収 プレミア3度Vの名門

[ 2014年2月3日 13:40 ]

 イタリア・セリエA、カリアリの親会社であるエレオノラ・スポーツは、イングランド・チャンピオンシップ(2部に相当)リーズ・ユナイテッドから株式75%を取得することで合意したと発表した。イタリアメディアによると、買収額は5000万ユーロ(約69億円)。

 エレオノラ・スポーツはイタリア人実業家マッシモ・チェッリーノ氏が所有する会社で、同氏は多くの企業を所有し、食料品の輸出入など多くの事業を運営している。

 リーズは1919年創設で、1部リーグ3度優勝、FA杯、リーグ杯をそれぞれ1度ずつ制覇した名門クラブ。しかし、00年代前半に財政難に陥ると、ファーディナンド(現マンチェスター・ユナイテッド)、ミルナー(現マンチェスター・シティー)ら有望な選手を高額な移籍金で放出。

 04年2部に降格すると、07年には最下位で3部降格。10年4季ぶりに2部復帰を果たすも、以降は7位、14位、14位と低迷。今季も首位レスター・シティーと勝ち点差27の11位で、プレーオフ出場圏内6位レディングとも同8と厳しい状況が続いている。

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2014年2月3日のニュース