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“3冠王者”バイエルン不覚…まさかの同点弾許しドロー

[ 2013年8月28日 04:19 ]

同点弾を決められピッチを蹴りあげるバイエルンMのグアルディオラ監督

 ブンデスリーガ第4節、開幕3連勝と勢いに乗るバイエルン・ミュンヘンはアウェーでフライブルクと対戦。前半33分にFWシャキリが先制ゴールを決めたが、試合終了間際、FWヘフラーにまさかの同点弾を許し1―1で引き分けた。クラブ記録更新となる昨季からの連続不敗を29に伸ばしたものの、グラルディオラ新体制となって初めて勝ち点3を取りこぼした。

 30日にUEFAスーパー杯を控えるバイエルンは、この一戦でDFラームやMFリベリなど主力の一部をベンチに温存。負傷から復帰した新加入のMFゲッツェは前節に続きスタメンへ名を連ねた。

 それでも試合は立ち上がりからバイエルンが支配。前半33分には、右サイドを突破したFWミュラーがクロスを入れると、ファーサイドのFWシャキリが巧みなコントロールから強烈なシュートを決め先制ゴールを奪った。

 後半に入ってもバイエルンが試合をコントロールし、MFトニクロースとFWミュラーが立て続けにチャンスを迎えたがGKに防がれ追加点を奪えず。すると同34分にMFシュバインシュタイガー負傷し、FWリベリとの途中交代を余儀なくされる。

 中盤でのバランスをとっていたシュバインシュタイガーがいなくなったバイエルンは、徐々にペースを乱すと同41分、フライブルクにカウンターからFWヘフラーに同点弾を決められてしまう。

 開幕4連勝を狙うグアルディオラ監督は、すかさずFWマンジュキッチを投入し勝ち越し点を奪いに行くが残された時間は少なく1―1のまま試合終了。“3冠王者”バイエルンからまさかの勝ち点1を獲得したフライブルクが笑顔でピッチを後にするのに対し、グアルディオラ監督らバイエルンイレブンは落胆の表情を浮かべた。

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2013年8月28日のニュース