セスク　バルサ残留を明言「移籍を一度も考えたことはない」

記者会見で残留を宣言したバルセロナのＭＦセスク・ファブレガス

　スペイン・リーガエスパニョーラ、バルセロナのＭＦセスク・ファブレガスは８日、アジアツアーで訪れているクアラルンプール（マレーシア）の記者会見で、「誰とも（移籍に関して）話しはしていない。バルセロナでとても幸せ」と噂されているマンチェスター・ユナイテッド（イングランド）移籍の可能性を完全に否定した。

　セスクは「小さい時からバルセロナでプレーするのが夢だった。クラブを去ることは、一度も考えたことがない」と残留を強調。公式に発言しなかった理由は「残留することは明らかだったから、意思表示する必要もないと思った。クラブには自分の番（記者会見）が来たら話をする、と伝えていた」と語った。

　新シーズンに向けては「世界一、要求度の高いチームだと思うけど、それがモチベーションになる。常に向上しなければならない」と激しいポジション争いにも意欲を示した。