×

なでしこ 東アジア杯メンバー、離脱中の澤を見切り招集も…

[ 2013年7月2日 06:00 ]

ドイツから帰国し報道陣に囲まれる佐々木監督

 なでしこジャパンの佐々木則夫監督(55)は1日、左足付け根を痛めて離脱しているMF澤穂希(34=INAC神戸)の東アジア杯招集に救済プランを示した。遠征先の欧州から選手とともに成田空港に帰国し、20日から韓国で行われる同大会の選手招集に言及。澤の復帰が12日のなでしこリーグ杯・仙台戦と見込まれる中、10日に予定される23人の代表発表で見切り招集の可能性を示した。

 既に欧州遠征組18人の東アジア杯招集を明言している指揮官は、澤に関して「12日に大丈夫というチームの状況であればエントリーして、(出場して)やはり駄目ということであれば代えられる」と指摘。「無理をしてあまり長引くようなら」とぎりぎりまで状態を見極め、最終判断を下す。

 澤はこの日から神戸市内でチーム練習に合流した。ウオーキング、エアロバイクなど別メニューで調整し「(復帰のメドは)自分では何とも言えません」と話すにとどまった。INACの石原監督も「復帰はしっかり治してから」と万全を期す中、澤の回復と佐々木監督の決断が注目される。

続きを表示

この記事のフォト

2013年7月2日のニュース