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酒井高&岡崎2得点絡む シュツット準Vも弾み

[ 2013年6月3日 06:00 ]

<シュツットガルト・バイエルンM>後半、相手選手と競り合う酒井高徳

ドイツ杯決勝 シュツットガルト2―3バイエルンM

(6月1日 ベルリン)
 ドイツ杯決勝が1日、ベルリンで行われ、バイエルン・ミュンヘンが3―2でシュツットガルトを下し、3季ぶり16度目の優勝。欧州CL、国内リーグと合わせ、ドイツで初の3冠を達成。シュツットガルトの日本代表FW岡崎慎司(27)とDF酒井高徳(22)は、ともに途中出場して0―3から反撃の2点に絡んだが、一歩及ばなかった。

 酒井高が1アシスト。岡崎も得点に絡む活躍で、日本代表合流に弾みを付けた。3点ビハインドで2人が投入されるとチームは攻撃が機能。欧州CL王者のバイエルンM相手に1点差まで追い上げた。

 酒井は後半24分に投入され0―3の同26分、左サイドからクロスを上げ、ファーサイドのハルニクの頭に合わせた。「本当は(中央の岡崎)慎司さんを狙ってたんですけどね。でも今季を良い形で終われて自信にもなりました」と手応えをつかんだ。

 また、後半17分に登場した岡崎は1―3の35分、酒井の右CKを受け左ポスト直撃のシュート。跳ね返りを狙ったハルニクのシュートはGKにはじかれたが再びハルニクが押し込んだ。岡崎は「ズドンと決めたかった」と悔しがったが、2点目の起点となるなど存在を示した。

 2人は3日に日本代表合宿に合流する。09年6月のアジア最終予選ウズベキスタン戦で4大会連続出場を決めるゴールを挙げた岡崎は「ガンガン裏を狙っていきたい。前への(推進)力を前面に出せばチームの力になる」と力強く話した。

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2013年6月3日のニュース