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広島GK増田、異常なく退院 会話にも支障なし

[ 2013年5月8日 06:00 ]

6日の大宮戦で富山(右)と激突し、救急搬送された広島GK増田

 6日の大宮戦で大宮FW富山貴光(22)と接触した際に、地面で頭を強打した広島GK増田卓也(23)が7日、入院していたさいたま市内の病院を退院した。プレー直後は記憶もあいまいで、ピッチから救急車で緊急搬送されるなど心配されたが、試合後の検査で脳振とうと診断されていた。再検査や経過観察でも異常が見られなかったため、夜に新幹線で広島に戻った。

 クラブ関係者によると、本人は意識もはっきりしており、日常会話にも全く支障はないという。ただ、顔や肩なども負傷しており、広島で後日、あらためて検査する方向。クラブにはケガの状態を心配する声や激励などの電話やメールが多数届いているという。なお、大宮の富山は試合後に川越市の病院で検査を受け、「脳振とう、顔面打撲、下顎(かがく)部裂傷」と診断され、6日のうちに帰宅していた。

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2013年5月8日のニュース