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元Jリーガー逮捕 中学生の両腕骨折させる「指導の一環だった」

[ 2013年4月11日 14:41 ]

 岐阜県警各務原署は11日、サッカークラブの合宿中に中学2年の男子生徒(13)に暴行し、重傷を負わせたとして、傷害の疑いで、同クラブのコーチを務めるJリーグ「ジェフユナイテッド市原」(現ジェフユナイテッド市原・千葉)元選手の西脇良平容疑者(33)=岐阜県大垣市藤江町=を逮捕した。

 逮捕容疑は4日午後0時半ごろ、同県各務原市の陸上競技場の敷地内で、サッカーの練習試合の休憩中に男子生徒を足で蹴り、両腕の骨を折る重傷を負わせた疑い。

 各務原署によると「指導の一環だった」と供述し、容疑を認めている。

 男子生徒は暴行を受けた後も試合に出場。翌日、父親とともに被害届を出した。合宿には約20人が参加し、一部のメンバーが暴行を目撃していた。

 各務原署は保護者やメンバーから事情を聴き、西脇容疑者の普段の指導方法についても調べる。

 西脇容疑者はJリーグ市原の下部組織出身。1997年のナビスコカップでプロデビュー。2002年にはJリーグ2部のモンテディオ山形でもプレーした。J1では通算12試合、J2で10試合に出場した。

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2013年4月11日のニュース